k.n.o.c.k

空にとけた夢がさわぐよ

君の声を背中に 願いを翼に

宮城の感想を書こう書こうと思いつつ書けていないのだけど、そしてもうあの日から5ヶ月ほど経ってDVDも出てしまったし書けないかなあと思うのだけど、ユメニカケルという曲がわたしはとても好きだという話からひとまずはじめます。この曲を聴くとすぐにあの日に心が戻る、そんな「思い出と曲がつよく結びついた曲」。になったけれど。でもこの思い出がたとえ自分の内になかったとしても、自分であの景色を見なかったとしても、変わらず大切で、心を揺さぶられる楽曲だったんじゃないかなと、いま改めて聴いてみて思ったのです。この曲を歌うあらしを想う。この詞を口にするあらしを想う。たったそれだけで、自分のなかのありとあらゆる全ての感情が溢れ出そうになる。(溢れ出そうになるとか言っておいてぐしゃぐしゃに泣いているのは他の誰でもないわたしだけど!)

今飛び立つその先 どこまでも強く
突き抜けてく空に
遥かなる旅は続いてゆく 未来へ
君の声を背中に 願いを翼に
重ねてきた日々の向こう
笑顔があふれる 明日がある
新しい世界を確かめにいこうか

わたしが一番好きなアイドルは、心から信頼できる人で、だから安心してファンでいることができるし、応援することができる。そして強さを持った人だと思います。自分が日々生活している中で何かあるとふと思い出しては支えにしています。でもずっと強いわけじゃない、絶対。見えないもの、知ることのできないものがあっても、わたしたちに見せてくれているもの、わたしたちが見えているものがすべてだから、それを見たいとは思わない、思わないけど、その見えないところに何か行く手を阻めるものがあるなら取り除きたい。小さな石ころをどかすことさえ難しいのかもしれないし、いろいろなものが乗っかっている背中を押すことはそう簡単じゃないかもしれないけど、そんなのは全部あとについてくることだから放っておいていいんじゃないかなと思えるのは、こんなこと言ってたら笑いながら大丈夫だよ、っていう声が聞こえてくるような気がするから。そんなイメージを残してくれているのはやっぱり強さをもったアイドルだという証拠なのかなあと感じます。

臆病になってしまいそうな
暗闇も ひとりじゃないから
醒めることない夢を
描いたその手で掴み取るのさ きっと

ただのファンという身分でおこがましいけれど、あなたにあの4人がいてくれてよかったと、今年も、いつも、心から思っています。あらしにいるからあなたがすきで、あなたがいるからあらしがすきで、それは「5人でいる。ずっといる。」という声がある限り変わらないのだろうと思うよ。あなたの笑顔がいっとう好きなわたしが、その笑顔の先にいるひとたちのこともすきになるのはきっと当然の結果で、でもその“当然の結果”という範囲を超えて好きになって、大好きになって、大切なひとたち、大切なグループになったことが、わたしの中ではとても大きく、そしてとてもとてもうれしくて幸せなことです。

自分でも驚くべきことに1ヶ月遅れでこの文章を書いていますが、当日は学校が終わってこの冬一番の雪が降るなか歩いたことのない道を歩いて街の小さな洋菓子店でひとつケーキを買って帰ってきて、そんな自分のことを一年で一番健気だと思いました。「好き」というパワーはいろんなものを連れてきてくれます。くどくど言ったけどこれからの1年もあなたの背中に風を送りつづけたいし、とびきりかわいく最高にかっこいいあなたのこれからの1年もたくさんの笑顔とともにありますようにと願っています。しょうくん34歳のお誕生日おめでとう!好きです!超好きです!ありったけの愛と感謝の気持ちを込めて!