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空にとけた夢がさわぐよ

REPAIR〜アナタの人生、修理(リペア)しませんか?〜 2015/12/19 13:00@シアター・ドラマシティ

リペア観てきた!!!羅針盤は観られなかったのでわたしにとっては初めてののふぉ〜ゆ〜主演舞台でした。もっと言うと初ふぉ〜ゆ〜だった。今年の2月のSHOCK@帝劇で福田さんと越岡さんがこの世に生きてることは確認したけど辰巳さんと松崎さんは本当に存在してるのかどうかまだわかってなかったので。存在してました。確認できてよかったです。
たたみます。*1

とにもかくにもまず、最初のダンスのパートがめちゃくちゃかっこよかった!!!!!こんなかっこいいパートがあるってなんで誰も教えてくれなかったんですか!!(責任転嫁)(レポ全然読んでなかった自分のせい以外の何物でもない)四人が舞台セットの別々の場所から一人ずつ出てきてピンスポが当たって、一人ずつ真ん中で踊ったあと全員で踊ってた、かな?もうね、全員で踊るところはほんとにダンスが揃ってるし、四人とも手足が長いし、普段少クラとかでしゃかりきダンスの方が目にする機会が多いわたしにはどこか余裕のあるふぉゆさんのダンスがすごく新鮮で。もうもう超かっこよかったです。かっこよすぎて開演5分後くらいまでずっと口開いてた。
ダンスが終わってREPAIRって書かれた幕がバサァッ って降りてきて物語が始まります。

STORY

人里離れた国道沿いにたたずむ自動車工場「リペア・ガレージ榊」。
IT企業をリストラされたプー太郎のナオキ(越岡裕貴)は、他の自動車工場でサジを投げられたオンボロ車の修理のために、伝説のエンジニア・松川(西岡紱馬)が営むこの自動車工場へやって来た。ところが法外な修理代を提示され、その代金を払う代わりにここで働こうとしている。
そこへダイスケ(辰巳雄大)が気を失った少女ミク(唯月ふうか)を抱えて入ってくる。F1レーサーに憧れていたダイスケは、自動車工場近くの峠を根城にしている走り屋で、自分の車を松川にチューン・アップしてもらっている間柄。言葉を発することのできないミクは、ある日突然松川の前に現れ、自動車工場に住み込みで働いていた。
続けて駆け込んできたのはトオル(福田悠太)。ミクを乗せたダイスケの車とトオルの車が接触事故を起こしてしまったのだという。自動車メーカーの宣伝マン・トオルは自社レーシングチームの配属となり、エンジニアとして松川をスカウトするのが目的。しかし松川が信頼できる人物かを見極めるため、弟子入りを志願しに来たのだった。
ダイスケとトオルが事故の原因で言い争いを始めたところに、事故車を見つけた白バイ警官のマコト(松崎祐介)がやって来る。事故を隠そうと苦しい言い訳をする彼らの言動を訝しがりながらも、とりあえずマコトはその場を立ち去る。実はマコトが警官を目指したのには理由があり、それにはミクと松川も深く関係していた……。
松川は、役に立つどちらか1人を雇うとナオキとトオルに告げる。新たな展開に2人が気合いを入れたのも束の間、ダイスケは隠されていた拳銃を見つけてしまい、3人は困惑する。
翌日、よくない報せを携えた安田(林田一高)が松川の元を訪れる。しかも松川は、ナオキに内緒でオンボロ車を裏社会のディーラーである安田を通して売ろうとしていた。売れても7〜8万にしかならないと松川。しかしトオルは、それが1950年代のフィアットなら、2〜300万はするだろうと言う。そんな中、暴力団や走り屋たちとの関係も絡み合い、直面する状況は次第に悪化していく。やがて彼ら自身の過去も明らかになっていき……。
はたして彼らは、自分たちの心の傷をリペア(修理)できるのだろうか?
(パンフレットより)

内容についてはあんまり細かく思い出せないのでふぉゆさん各々の印象を。

◇こしおかさん(ナオキ)
声がこんなに高いとは思ってなかったよ!!!っていうのは冗談ではないけど置いておくとして(笑)、この物語の主役と言ったらきっとこしおかさん演じるナオキなんだろうなと。気が弱くておどおどしているとき感情を露わにするときのギャップがすごく良くて上手だった。これは他の三人にも言えることだけど、役のキャラクターがまったく違和感なくすっと入ってきたので、ああこの人たちすごいな、と思いました。*2ひとの服の袖をツンツンってつまんだり、「ナ・オ・キ(はーと)」って言ったり、なんか終始かわいかったな(笑)会場に笑いが起きるのはナオキがきっかけのことが一番多かった気がします。一度しか見てないからわからないけどアドリブの部分も多そう。
つなぎに着替えてるとき、最初下手の方ずっと見てたから気づいてなくって、パッと上手見たらめっちゃ脱ぎ脱ぎしてたからびっくりした!サービスショット!あとはなんだろうな、銃のくだりで安田に「安全装置外してないから撃てるわけないだろ」って言われて「そんなのわかってるよ!」って言ったあとすぐに同じくらいのボリュームで「ダイスケさん安全装置どれ?!」って聞いて二人でわちゃわちゃしてたり(めっちゃかわいかった!!w)、「GTってなんですか〜〜!!!」って客席の気持ちを代弁してくれたり、なんかたつみさん演じるダイスケとのやり取りが多かった気がして、しかもダイスケのキャラクター上そのやり取りの距離が近くて見ててたのしかったです。四人の中ではナオキを真ん中において物語が進むのを見守っていた気がするなあ。

◇たつみさん(ダイスケ)
とにかく熱かった……!後半声がちょっと嗄れててがんばれ…!って思いながらみてた。思われたくなかったかも知れないけれど。ミクちゃんとのもろもろはかわいくておもしろくてかわいかったです。いや〜〜〜笑った!(笑)最後ミクちゃんに「ダイスケさんに伝えたいことがあります」って言われて内心ものすごい嬉しがりながらも「お、おう…」って冷静を装って後ろで見てるナオキとトオル(かわいい)に手でしっしってやって(かわいい)告白を期待しながらチュー顏で待ってたのに「これからもずっとお友達でいましょうね!」って言われてズコーってなるのもベタで、見てるわたしもベタにズコーってなれたことさえもたのしかった(笑)なんかあれはキス顏じゃなくてチュー顏だった!知らなかったんだけど今までは手を差し出してたのかな?たつみ先輩のチュー顏よかったよ!!あとねえ、ミクちゃんがトオルと一緒に出かけて帰ってきたら全身赤のコーディネートで現れて、それを見たダイスケがもうミクかわいい…!って気持ちを抑えきれんばかりのニコニコ笑顔で。自分の赤いスニーカーとミクちゃんの赤いワンピースを交互に指差して「おんなじ色!!オソロ!!」ってやってるときの笑顔がほんっっっと超幸せそうなの!!あのおっきいくりくりな目がなくなりそうなくらいくしゃーって笑ってて!!かわいかった!!
デレデレなとこばっかり思い出しちゃうけど(笑)*3、あのダイスケの熱さ、声や表情で物語が加速していく感じがしたし、見ているこちらも胸が熱くなる場面がたくさんありました。
最後にもう一つだけ。たつみさん……ほんと顔ちっちゃかった……。顔超ちっちゃい!!こんなんだよ!!(手をグーにしながら)(CV:さくらいしょう)

◇ふくださん(トオル
ふくださんってこんなに声が通るんだ…!!っていう発見!!車の説明とか、早口で言う長台詞が多かった印象があるんだけどそれも淀みなくはっきりと話していて、舞台で聞くふくださんの声いいなあ…と思いました。普段ぴたラジくらいでしか聴く機会がなくて、しかもだいたいふざけてるからw、ああいう風にハキハキ喋っているところを見るのは新鮮でした。それにトオルってまぁ〜ヤなヤツだな!!って前半観ながら思っていてむかつきもしてw、それもまた新鮮だった。ふくちゃんがヤなヤツ演じてる…!っていう(笑)あと表情も豊か。双眼鏡覗くといろんな顔してるのがよく見えたな〜。よかったです。それから脚が長い…!最初の登場シーン、わりとフォーマルめな恰好(つなぎの前の衣装)で現れたとき、あまりに脚が長くて観ているこちらがエッエッってなぜか慌てるという。は〜〜〜かっこよかった…!

◇まつざきさん(マコト)
そのあとマコトが登場して、また脚長いひと出てきた!!ってなった白バイのお兄さん。リペアでのまつざきさんはこれまで目にしていた天然キャラだったりいじられキャラだったりっていうものは全くなくて、ご本人も「超チャレンジです」と話していたように一番“見たことのない”姿でした。正義感が強くて、でもじつは辛い過去を抱えていて、それが物語が進むにつれて徐々に明らかになっていき、同時にマコトも自分の本心を打ち明けていく…という、この四人の中で一番“変化”を感じる役柄。あまり見せないような険しい表情から、声から、まっすぐな思いがビシバシ伝わってきました。妹であるミクちゃんとの身長差に高まったり、ミクの兄だと知ったダイスケから急に「おにいさん(お義兄さん)」と呼ばれはじめて笑ったり(笑)まつざきさんの声ってほんとかっこいいよなあ…!と改めて。

ふぉゆさんたちはもちろん、他のキャストのみなさんもとっても存在感があって、でもうまく混ざり合っていて、内容自体も面白かった。この舞台のために弾丸日帰り旅を決行したわけですが、それくらいふぉ〜ゆ〜が見たかったんだな、ふぉ〜ゆ〜の舞台が観たかったんだなと思うし、実際来て観られてよかったなと思いました。素敵な舞台でした。楽しかった!またこういう機会があれば観に行きたいな。
そして冒頭のダンスを受けてふぉゆさんのダンスもまた見たくて仕方ないのでふぉ〜ゆ〜ファーストコンサートが決まったらなんとしてでも行きたい!と、行かせてくれ!(自分のスケジュールに関わるもろもろに対して)と、思う次第です。それこそシアタードラマシティってふぉゆさん1st LIVEが開催されるはずだった場所だったんだよね。公演が終わったあとお話していてそっか、と思い出したのだけど。微力ながらこれからも応援していきたいなと改めて思った日でした。いろんな出会いに感謝。さんきゅーさんきゅーでーす!

*1:連載のこしおかさんのコレ見るたびにはてな記法の====書いてるのかな?って

*2:ただ役名とふぉゆさんの顔がなかなか一致しなくて開演前にパンフ開いて「こしおかさんがナオキ、たつみさんがダイスケ、ふくださんがトオル、まつざきさんがマコト…」って何回か唱えてた

*3:ミクちゃんとのやり取りを一人で妄想してるとこも笑ったw