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空にとけた夢がさわぐよ

自分らしく あたたかく

「すきという気持ちは無限だけど時間やお金は有限」というようなことはよく言うけれど、すきだと思うことにもエネルギーは要るんだ、と感じることがときどきある。今の自分はだれかやなにかに対して失礼なことはしていないだろうか、と思うことがたびたびある。どんなことに対してもどんな人に対しても誠実でありたいけど、実際はできてないかもしれなくて、自分が自分でいやになる。なんだかさみしいな、とわたしが思っていたように、さみしいではなくとも悲しいと思っている人がいるかもしれないっていうことも頭をよぎるし、でもそれは起こそうとして起きたことではなくて自然に起こってしまったことだから仕方がなくて、だとしても、…って、ずーっとぐるぐる、ぐるぐる。考えたってどうしようもないことを考えてしまうのは悪いくせです。悪いくせだってわかってるのに直らないよね。うーん。

「すきだと思うこと」というよりは、「すきだと思うことに付随して起きる行動があってしかも多岐にわたっている」から結構なエネルギーが要るってこと、なのかな。だからある意味疲れるっていう気持ちもまちがってないし、疲れたら休めばいいし、復活したら戻ればいいし、ただそれだけの話なのかもしれない。最近のわたしは、すきなものがあちこちにあって基本的にわーわー騒いでたのしく過ごしてるんだけど、ふう、といったん落ち着くと、あれ、こっちの方が合ってるんじゃない?って思って、だったらあれもこれもぜんぶやり方を変えてしまった方がいいんじゃない?って思考によくなります。シンプルに生きたいって言ってる人にそんな手を広げる余裕あるの?とも思うしきっとあんまり余裕はないのに、目前の楽しさをとってしまう。もうほんとに大きな、とんでもなく大きな出来事が起こらないと変わらないのかもしれない。それで心地よく毎日を過ごせるならいいんだけど、むしろ万々歳なんだけど、でもどこかでだめになっちゃう気がするんだよなあ……わからない。自分の思うように、自分らしく生きたいです。すきなひとたちに笑っていてほしい、「きみにはもっと この先ずっと 笑っていてほしい」って、ひとつだけ伝えられるとしたら今のわたしはそう伝える。