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空にとけた夢がさわぐよ

何度でも咲き誇るように はじまりを描いてゆくよ

3月31日。今年も、今年の3月が終わる。


あれは四年前の今日だったな、と思って行ってきました。明日言うとエイプリルフールでしょって言われてしまいそうだからと、お知らせがあった3月最後の日。もうそんなに経つんだなと勝手にしんみりしている。この四年の間にわたし自身も大きな終わりとはじまりを二回ずつ経験して、別れも出会いもあって、環境も新しくなって、当たり前だけど四つ歳をとった。あの頃より成長、してるかな。してるといいなと思うけど、よくわからない。自分が想像していた高校一年生よりずっと子どもだったし、想像していた大学一年生よりずっと子どもだった。それはつぎ節目の年を迎えても、30になっても、40になっても、たぶんそう。だから「理想の自分」「想像していたその歳の自分」には届かなくとも、せめてきのうの自分には負けないでいようと思う。勝たなくても、勝てなくても、せめて負けない。一歩でも二歩でも、1センチでも1ミリでも前に進むことをつづけてゆきたい。それがまだまだできてないから何度も何度もほんっとーに同じようなことを書いてるのが恥ずかしいけど。「先の見えない暗い道路も それがたとえ迂回路でも」っていうあの詞が胸の中でこだまする、そんな春です。


まっすぐな心で大きな愛で紡がれた言葉にまた会える日まで、おかえりなさいを言う日まで、わたしもちゃんと前を向いて自分の道を歩きつづけよう。いつか笑ってまた再会、そう絶対。