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空にとけた夢がさわぐよ

松本

といってもじゅんくんのことではありません。信州松本へ行ってきました。

松本駅の表札。かっこいい!


街中でもよく目にしたさまるてポスター。


まず向かうは松本城。映画にはほとんど登場しませんが、小説にはよく出てきます。国宝。大きくて存在感がすごい。まごまごでさくかず*1も訪れていたようで。そもそもまごまごやってなかったんだよね…という地方民の嘆き。天守閣まで登ったんだけどまあ遠くて大変だった。階段がものすごく急。そして狭い。前作のときしょうくんが4人にお土産として買っていったという耳かきも売っていました。使わないかな…と思って買わなかったけど笑

「大きな黒い三脚にカメラを構え、氷彫の立ち並ぶ風景に向けてシャッターを切っているのは我が細君であった」


松本といえばお蕎麦!というわけでお昼に天ぷらそばを食す。ごはんの写真もっとおいしそうに撮りたいんだけどな…って撮り終わったあといつも思う。逆に言えば人間の目ってすごいよね。細くて透き通ったお蕎麦でした。おいしかった!


深志神社。映画のロケ地ではないけど*2小説ではイチハルがよく訪れる神社。イチさんの通勤路、らしい。映画でも貫田夫婦とばったり会うとされているところ。

「おや、最近は珍しく院外で会いますね」「喜ぶべきことです。始終院内で会うよりは極めて健全なことです」


松本市美術館草間彌生さんの作品が展示されています。オブジェもすごい迫力。おおのさんが会報で訪れていたところだって、それは知ってた!ひゃーひゃー!


水玉自動販売機。


戻りまして中の橋。イチさんが渡っていた橋(たぶん)。よーい、ハイッで渡ろうと思ったら警備の人に「関係者以外立ち入り禁止です」って止められたところもここかしら。赤い橋ですね!


厨 十兵衛。小説でも映画でも「九兵衛」という名前で登場する居酒屋さん。ピンポイントだから一番テンションが上がりました。飲めるようになったら日本酒飲みに来たい。

「苦しいお酒はイチさんの分まで飲みます。おいしいお酒は、イチさんと一緒に飲みます」


ナワテ通り。たぶんこの通りのどこかを歩いたんだろうな〜と思いながらとりあえずぱしゃり。


法光寺前の階段。2で出てくる、御嶽荘につづく階段。坂道をずっとずっとずーっと登っていった先にあるので自力で行こうと思ったら大変かもしれないな…ロケハンも撮影も大変だったんじゃないかな…。段数も多いし一段の高さも高いからここを妊婦が昇り降りするのはきついだろうな、イチさんがんばって…!なんてそんなことを考えながら歩く。


弾丸日帰りの旅でしたが思っていたよりロケ地もまわれて、イチさんの残り香をかすかでも感じられてうれしたのしかった…!ロケ地巡りってこんな感じなのね。それだけじゃなくて松本という土地がすてきなところだなあと思いました。次来るときは泊まりでゆっくりしたいな〜。

*1:この二人の呼び方おためし期間

*2:ロケ地は三柱神社