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空にとけた夢がさわぐよ

you're my 道を照らす灯台

しょうさん、32歳のお誕生日おめでとうございます。

きっかけはなんだったんだろう、と考えることがあります。多分少なくとも毎年この日は考えてる。でも未だに思いつかないということは、いわゆる一目惚れではなかったんだろうなと思います。かっこいいとかかわいいとかそういうことだけではなくて、その人がもつ空気や雰囲気、初めて見たときに感じるもの。はっとさせられること。竹本くんを思い浮かべながら書いていますが、一目惚れをそう捉えたとしてもわたしのはじまりはきっとそれではなかった。決定的な出来事やきっかけがないというのは少し不安なものだけど、今もこうして追いかけていることがただただうれしいです。こんなに長く見続けることになるとは思っていなかったなあ。

どうしてこんなに夢中になるのか、きっと書き出したらきりがないくらいの魅力をもっていて、「こっち側もあるんだけどなー」と本人がこぼすような部分も見られるようになってきて、もはやこういう理由で好きです、という風に上手くまとめられなくなってしまった。昔はもっと感情のおもむくままにいろいろ言っていたような気がするのだけど、言葉にすることも少なくなった。ただ、心の奥底にしっかり存在している気持ちがときどき顔を出して、ああ、この人のことがすきだなあ、とふとした瞬間に思う、そういう今の自分がつくられたのは、しょうさんに対する信頼が大きくなっていったからなんじゃないかなと思います。一つ一つのことにまっすぐ向き合う姿勢、知る機会は多くないけど(そして私たちが知っているのはほんの少しだろうけど)それを伺うことができる言葉、そうやって生まれたものを見てきて。信頼と好きだという気持ちが直接的に結びつくわけではないけれど、もしかしたら根底にあるものはこれなのかもしれない。おそらく絶対というものなんて存在しないこの世界でも、言葉を、姿勢を、見つめる先を信じて、絶対と言えるぎりぎりのところまで信頼しているんじゃないかな。ふと、そんなことを考えました。

それからやっぱり、笑顔。笑っているときが一番すきです。ステージの上でも、カメラの前でも、くるくるといろんな表情を見せてくれて、ドキドキしたりときめいたり忙しいけれど、そのすべてが最後には笑顔につながっていたらいいなと強く願います。「君はもっと この先ずっと 笑っていてほしい」という言葉をそのままあなたに贈りたい。前に歩み続けるその傍にはきっといつでも大切な仲間がいるだろうから、おいしいものを食べて、くだらないことを話して、ハの字に眉を下げて笑っていてね。はっはっは、と大きな声で笑うしょうさんの後ろには青空が見える。

名前を口にするとき、風が吹き抜けていくような感じがします。Sの子音が苗字にも名前にも入っているひと。それも相まってさわやかなイメージが定着しているような気もするくらい笑 向かい風でも避けることなく逃げることなく進むその背中には力をもらうばかりだから、これからもできる限りの風を送らせてください。

いつもありがとう。あなたのことが本当にだいすきです。良き一年でありますように!