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空にとけた夢がさわぐよ

Endless SHOCK 2016/2/27 18:00@帝国劇場

ちょうど1年ぶりに帝国劇場におじゃましてSHOCKを観てきました。

ユウタがいた2015、ユウタがいない2016
わたしの中で去年の公演と今年の公演の一番大きな違いは「ユウタがいるかいないか」でした。去年は岸くんの姿が見たい一心でチケットを探したし、当日もユウタを探しては双眼鏡を覗いて、コウイチやヤラに向けるぱあっと花が咲いたような笑顔やCONTINUEでぐしゃぐしゃに泣いている顔、ユウタの一挙一動を一つ残らず目に焼き付けようとしていました。ユウタは、あのステージの上に立つ岸くんは、本当にかっこよくてかわいくて大好きで、だから今年のSHOCKの出演者一覧に名前がないことを確認したときは正直悲しかった。ものすごく悲しくて寂しかった。でも光一さんから直接「来年は出ない」と連絡をもらって、「わざわざ連絡をくれた事がうれしかった。けどやっぱりまた出たいっていう気持ちは光一くんに伝えました」という岸くんの言葉を読んで、なんというか、悲しむところじゃないのかもな、って思って。光一さんの気持ちも岸くんの気持ちもすごくうれしかったから自分の気持ちの整理もついたような気がする。
最終的には、去年たった一回感じた興奮が忘れられなくて「今年も見たいな」と思わされた、というところに帰結するのだと思います。ご縁があって去年とほぼ同時期に帝国劇場に足を運ぶこととなりました。

とはいえ去年はユウタロックオンだったのでユウタなき今(死んでない)(きっと戻ってくる、と信じてる!)誰を見よう?どこを見よう?と公演直前まで考えていたわけです。はじまらないとわかんないなーと思って自分の心の赴くままにステージを見ていたのですが、結論を言うとタツミとコシオカが多かった。終わった後、辰巳さんと越岡さんがいたことで舞台を何倍も楽しむことができた、と感じたくらい、ほとんどこの二人を見ていました。

タイトルバック
会場に入っても尚実感が湧かなかったんだけど、席について、映し出されている「Endless SHOCK」という文字とニューヨークの夜景が目に入ったときに わーこれ見たなあ…!懐かしい…!とテンションが上がるSHOCK2年目。でも暗転してからの方がすごかった。タラッタラッ♪タラッタラッ♪タラッタラッ♪ってオケが始まったらふわーーーっと一気に記憶が蘇ってきて、ああ1年ぶりにここに戻ってきたんだな、って思ったらもううるうるしてきて。生オケいいなあ。

CONTINUE
からのCONTINUEがもうだめ笑。Endless SHOCKという文字が書かれた幕が上がると片手を挙げてる光一さんのシルエットが見えて鳥肌が立った。CONTINUEは去年観たあと一番記憶に残っていた曲。今回の席は2階席ドセンでステージ全体がよく見えました。

千秋楽後のバックステージ
でのわちゃわちゃも変わらずたのしそうでかわいかった!はしごの途中まで登ってヤラのほう向いてとびきりの笑顔を見せるカイトを双眼鏡でばっちり確認してカンパニーの末っ子ーーー!!!かわいいーーー!!!と危うく去年と同じように雄叫びをあげそうになりました。細かいところはあんまり覚えてないけど上手の方でジャケット脱いで白シャツのコシオカが箱か椅子か何かの上に座って足ぶらんぶらんさせてたのはかわいかったから覚えてる。

NEW HORIZON
\I SAY YES!/ まさにこの「I SAY YES!」からのメロディーラインがすこぶるすきで泣きそうになります。なんだろう…ものすっごい感情が揺さぶられる。

Yes, My Dream
「今日も最高のステージ 最後の幕が下りた 高鳴るトキメキを忘れないでいよう 明日の未来へ」ここのカンパニー全員がぎゅっと集まって正面を向いて同じ振付をして楽しそうに歌ってるところ、見ているこちらも楽しいしすごくしあわせな気持ちになる!高鳴るトキメキを忘れないでいよう、文字で改めて見ると泣きそうになるね…忘れないでいたいね。

屋上のシーン
だけではないけど、タツミが青いパーカー、コシオカがジャケットを着ていたのがそれぞれ辰巳さんらしく越岡さんらしく、ふふってなってしまった。コウイチとリカが真ん中にいて、コシオカは上手でヤラとなんかわちゃわちゃしてるけど、タツミだけ下手に一人だからちょっとさみしそうに見えた笑。

Dancing On Broadway
ペンギンさんのやつ!!!WSで流れた福田さんと岸くんのWゆうたの手ぴょこっが今でも思い出されます。すきな曲なのでテンション上がった。

Dance!
ヤラと年下メンバー4人がやるDance!かっこよかったな〜と去年も思った。この曲に関してはやっぱりどうしてもユウタを思い出してしまいました。カイトにユウタを重ねてしまった。立ち位置とか衣装とかよくわからないまま臨んでどこにいるのか探すのも一苦労で、一苦労というかあんまり探せなくて気が付いたら違う立ち位置に移動しているみたいな感じだった去年のSHOCKで唯一、これはぜったいに見逃しちゃいけない、と頭に入れていったところ。帝劇のステージの真ん中で歌う姿を見つめながら胸がいっぱいになってたなあ。そんなことを思い出したは思い出したけど、カイトにはカイトらしさがあって、その懸命さが伝わってきた。がんばれがんばれ、と応援したくなるのはカイトもとい松倉くんが元来もっているものによるのだろうなあと思う。

SOLITARY
ソリタリソリタリって聞くけど…ソリタリってなんだっけ…状態で挑んだの、我ながらすごいなあと思う。こんなたまらん曲がありましたな……。とにもかくにも辰巳さんがやばかった。致死的。伝統ある帝国劇場で鼻血を出してしまうかと思った。あれは一回見ちゃうともう目が離せなくなるよ……。何がって言われると全部って答えるしかないんだけど、あの衣装を着こなして女性ダンサーさんと踊るふぉゆさんを思い出しては想像してはまたも鼻血が出そうになります(小さい頃から鼻血が出やすい体質)(聞いてない)ほんtttttとにかっこよかった。ハットというものを初めてつくったひとに菓子折り持っていきたい。辰巳さん顔ちっちゃいからまーーー見事に顔が隠れて。そのわずかな隙間から覗く表情でいったい毎公演何百人の観客が抱かれたのでしょうか。。はあ。。。

Japanesque Show
それぞれの立ち位置とタイミングと、すべてが揃わないとあの場面はもちろんスムーズに進んでいかないし魂と魂がぶつかり合っている様が伝わりきらないから、ただただすごいなーーーと圧倒されていた。観終わるとどっと疲れるからジャパネスクで1幕が終わるのはありがたいのかもしれない。休憩ほしい。

「こーちゃんおかえり!」
伝説の!!(伝説化している)こーちゃんおかえり!!!カイトver.もかわゆい。コウイチは「おまえにこーちゃんって呼ばれるの気持ちいいーーー!!もっと言って!!」とかなんか言っててモロが「こーちゃん!」って言ったら「お前が言うな!!」って言われてたwやっぱりww(ちなみに去年の2/25夜公演のコウイチは「お前はほんtttっとにかわいいなあ!!!!!」と言いながらジャケットを床にたたきつけていた)

New York Dream
タイトル見ただけじゃ思い出せなかったけど見たら思い出したNew York Dream!ステッキ持って踊るやつ。これもいいよね…テンポがこんなにゆっくりな曲ってSHOCKでは他にはないような。だからもう踊るふぉゆさんってかっこいいよねって公演中何度思ったことか…(しかし記憶がおぼろげになってきたのでかっこいいとかかわいいとかしか言えなくなってきたよ!)最初コシオカがコウイチにハット投げる→コウイチのお腹にあたる→ステッキはスルーされたのでもう一回コシオカが取りに行ってコウイチにくれよ!って言われてそのまま近くで渡せばいいのに自ら距離をとってちょっと遠くから投げて渡す、のわちゃわちゃがかわいかった笑。

Higher
辰越がめちゃくちゃたのしそうに踊っていたのが印象的。楽しそうなんだけど、余裕があるというか。楽しさが溢れ出てる!満面の笑み!っていうんじゃなくて、徐々にギアがかかっていって(くるぜくるぜ…!)(いくぜいくぜ…!)って気持ちが高揚している感じ。そうだそれだ!高揚感!だと思う!途中、コウイチのサイドからタツミとコシオカがだんだん前に上がってくるところがあるんだけどそこでわたしのテンションもうおーーーーーって上がっていったよめっちゃかっこよかった…!!!たまらん!

夜の海
夜の海はただただ美しかったな……。静かに静かに美しく消え行きそうだけども力強い。終わってしまう、というせつなさも頭をよぎる。

CONTINUE
最初のCONTINUEはサビからだったように思うけど最後はAメロからだよね。コウイチの歌声に、ステージ上の全出演者の歌声に、表情に、泣かされるラスト。〈大空が美しい それはきっとそうさ 僕らがいる大地があるから〉〈果てしなく続いてるこの道の向こうに いつかきっと行ける〉思い出しては泣くことしかできない。。。

そのほかもろもろ。

意外と覚えていた曲、台詞
1年ぶりだとストーリーは大体覚えているとしても曲や台詞は忘れてしまってるだろうな〜って思っていたけど結構覚えてた。というか聞くとあ〜そうだそうだこんな感じ!こんなのあった!って思い出した。

モロのダンス
素人だからどこがどうだとか詳しくはわからないけどモロのダンスきれいだったな。きれいだしやっぱり表情が豊か。去年はシンメ位置の人ばっかり見ていたので今回はちらちらと見られてよかった笑。ダンス留学してたんだっけ。SHOCKを見る前までは面白い人というイメージしかなかったなあ。ステージの上で踊るモロちゃんイキイキしてたなあ。

カイトにはじめましてをした
今回の出演者の中で初めて見たのは前回地方公演組だったタツミとカイトの二人。カイトはユウタと同じカンパニーの末っ子の立ち位置で、終始可愛かったし、終始おにいちゃんたちに可愛がられてたなあ。タツミとコシオカ(特にタツミ)がよく構ってた印象。思っていたより小柄で華奢で、すごく踊れていたし側転とかもきれいだった。ほんと何様って感じだけど…。上手でした。わたしの中で松倉くんは「しゃかりきに踊る子」「あざとそうな子」っていうようなイメージしかなくて出演者一覧にお名前を見たときはびっくりしたんだけど、上手だったなあ。良かったなあ。これまで積み重ねてきたものももちろんあるだろうけど、すっごい稽古頑張ったんだろうな、って思いを馳せてしまった。インタビューとか読んでるとカイトもとい松倉くんが「可愛い顔して毒舌」なのはイメージ通りのようですが笑。

カンパニーの末っ子たち
稽古の関連で言うと岸くんにもいろいろアドバイスもらったり教えてもらったりしたみたいで「ありがとうございました!」って言っているのをWUの伝言板か何かで見たけど、誰かに何かをした(してあげた、とは思ってなさそう)こととか、一生懸命何かに取り組むこととかを自分では言わないのが岸くんだなあと思って、また好きになった。努力してる姿も積極的には見せないで、後から誰か、SHOCKだったらふぉゆさんや内くんに「岸は(優太は)こうこうこうだった」って言われる、みたいなのにいくつか出会ったことがある。

光一さんのフライング
何回かある光一さんのフライングのうち、2階席の一番前に降り立つものがあるじゃないですか。去年は1階席の後ろの方に座っていたからまったく見えなくて、拍手が聞こえてきても(んっ…?!何やってるんだ……???)ってはてなマークが飛び交っていた、そういう場面で今回はしっかりご本人を見ながら拍手ができました。最前列とかいうわけではなかったけどめっっっちゃくちゃ近かった。近すぎて、こんな近くでわたしは光一さんを拝んでいいのだろうか…?何かにたたられはしないだろうか…??いやむしろこんな間近で見られることなんてなかなかないし縁起が良いのでは…???とかよくわからない思考が一瞬のうちに頭の中でぐるぐる回ったけど、とりあえず穴があくほど見つめてきました。綺麗だった。。。

フッキングをする辰巳さん
その光一さんのフライングについては、フッキングが辰巳さん、キャッチングが越岡さんだったんだけど(去年の帝劇公演のフッキング担当は福田さん)フッキングをして背中をとんとんって叩くときの辰巳さんの優しい優しい表情………。すごく重大で緊張もするであろう役割だけど「微笑みを湛えた」とはこのことを言うのだろうか、っていうくらい本当に優しくニコって微笑んでいて…素敵だった。かっこよかった……!

たいして中身のないこともいろいろ書いたけど、Endless SHOCKはやっぱりものすごい舞台で素晴らしかった…。素晴らしかったです。大事なことなので二度言う。終わったあとに一緒に入ったおねえさんと話していたら胸がいっぱいになって夜の有楽町を歩きながらぼろぼろ泣いた。わたしは今日この舞台を観るために新幹線に乗って東京まで来たんだなあ…って。終わってしまうのがさみしい、そんな素敵な舞台にすきなひとが出演していて、それを観ることができるなんてとてもしあわせなことだなあと思いました。

観られてよかった、出逢えてよかった、これに尽きます。ありがとうございました!大千穐楽まで怪我なく事故なく駆け抜けられますように。また観に行けたらいいなあ。