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空にとけた夢がさわぐよ

思い出があふれだして始まる夏の終わり

いろいろ書きたいしもうすっかり秋なんだけど夏のおわりの旅についてまだ書いていなかったのでそのまとめを先に。今年の夏も行ってきたぞTOKYOー!3泊4日は最長でした。相変わらずひとり旅。とはいえ向こうでたくさんのお友だちにお世話になったので、厳密に言うとひとりではなかったのだけど、っていういつもの旅。

  • 1日目

東京着いてまずは黄色いお店へ行く。天気悪かったのにすんごい混んでました。レジまでが遠かった。
後ろにいたのがエイターの男子大学生で、列の前の方には中学生男子二人組がいて、彼らはキスマイとエイトのファンでした*1。あそこで男子見かけたの初めてだったからテンション上がったよ!


オルセー美術館展へ行く。国立新美術館すっごい久しぶりに行ったなあ。写真ないんだけど森美術館でやってた「ゴー・ビトゥイーンズ展」にも行ってきました。ここ想像以上に面白かったからいろんな人におすすめしたいんだけど8/31で終わりだったんだよね…


この旅における最初の重要事項、ハワイグッズ購入に来たぞー!東京まで来たぞー!炎天下で何時間も待つ必要もないし、すいすい買えるから楽なんだけど、購入するのも抽選って…おあらしさま…と思ったのだった。そもそも物理的に来られないって人も少なくないんだから、なんとかいい方法が見つからないものだろうか。。(という一あらしファン、一地方民の思い)本当に。本気で。
しかし「国内販売」ってすごいなと改めて。写真集は聖書って何かの合言葉みたい…

  • 2日目

ヨコハマトリエンナーレ!全体的に謎でよくわからないものが多かったけど(笑)、なにこれ?!これどういうこと?!ってわーわー言いながら見るのがたのしいんだな。基本的に美術館はすきです。芸術の世界っておもしろい。


満を持して辿り着いたのはジブリ美術館!わー!(パチパチパチ)(拍手)でも横浜から三鷹ってまあ遠かったよね…14時くらいに横浜出たけど入園制限の16時半にギリギリ*2だったよね…こんな強行スケジュールを組んだ人間の責任ですごめんなさい。時間単位・分単位で行動するところはさくらいくんにたぶん唯一似ているところだと思います。肝心のジブリ美術館は外観から内装からもうすべてがかわいくて癒されました。きっと誰しもが童心に帰るところなんだろうなーと思った。久しぶりにジブリ観たいなって思ったんだけどまだ叶っていないので近いうちに観ます。
…と書いたところで、あ、いや、天国に一番近い男を観たいんだった…と思い出したのでさあどうしよう。あとハチクロと陽だまりも観たい。どんどん涼しくなってゆく秋こそあたたかい気持ちになりたいのです。あたたかい気持ちでいたい。


夜ごはん。この前日、予約をし忘れて(←アホ)行けなかったd47食堂に再チャレンジ。今度はちゃんと予約して行ってきた。やさしくて素敵なところだったなあ。渋谷の街を見ながらカウンター席に二人並んでいただきました。わたしは宮崎定食。冷や汁とチキン南蛮、どちらもとっても美味しかった!素朴なんだけど、宮崎のお母さんが愛情をこめてつくってくれた、そんな味がした。ぜひ次回も行きたいです。

  • 3日目

珍しく夕方まであんまり予定を決めていなかったのでいろんな場所をぷらぷら。電車に乗って降りて、乗って降りて。
最初に行ったのは千駄ケ谷でした。

そこには何もなかったけど、あった。というか。一度しか行っていないのに、いや、一度しか行っていないからこそなのか、一年前の記憶が思い出されて、わくわくしたりしんみりしたりしていました。女の子たちについていったら案の定グッズ列に辿り着いたなあ(笑)とか。並び始めたのはここだったなあとか。ここもずーっと並んでたなあとか。ゲートも、旗も、競技場も、ぜんぶ最初で最後だと思ったから目に焼き付けようとしていたなあとか。一年前と同じように競技場を見上げながらぐるっと一周しました。

自らの思い出をしょっちゅう回顧してしまうのって、あんまりよくないんじゃないかと思いつつ… 実は一度も中の景色を見られなかったことからの羨ましさからなのか、国立が特別、っていうことにはずっと素直に頷けなくて。でも、一年前初めて国立競技場を実際に見たとき、これは特別な空間になるんだろうな、ってすっと思ったんだよね、うまく理由を説明できる自信はないのだけど…その気持ちをこの日また思い出したなあ。あらしにとっても、ファンにとっても、たしかに特別な場所だった。ね。DVDでしか見ていないけれど、あらしとファンが共に過ごした時間は今でもこの場所に流れつづけているような気がした。

きっと本当に最後になるであろう「さよなら」をして駅に戻りました。バイバイ、って言いながら手を振ったよ(笑)千駄ケ谷門の近くでゲートの隙間から競技場を見つめる女の子二人組を見つけて、もしかしたらこの子たちも同じかもしれないなと思うとなんだかうれしかった、ってことも書き留めておく。


近江屋洋菓子店。初めて見たときからずっとこの苺サンドショートに憧れていたので出逢えてうれしかった…幸せだった…!レトロな雰囲気で可愛らしく、居心地も良くてすっかりお気に入りだよ、もし近くに住んでいたら毎日のように通ってしまうなと思ったから近くになくてよかったよ!(泣きながら)


この旅における二つ目の重要事項。ピカンチハーフを観てきました。終わった瞬間は何も言葉が出てこなくてぼんやり何かを考えていたんだけど、会場の外に出て東京ドームに目をやったら光に包まれていて、胸がきゅっとなった。甘酸っぱくて、せつなくて、さみしくて、でも満ち足りた、そんな気持ちで見つめていた。夏の夜空に眩しくなるほどの光を放ちつつ光に包まれてもいるところがちょっと重なる気がしたのは考えすぎだろうけど、そこまで考えすぎてしまうのはスクリーン上にピカンチな5人がいたからで。「何やりたい?」に「ピカンチをやりたい」と答え、2014年にこの映画を届けてくれたことが本当にうれしかった。観られてよかった。深く語れるほどピカンチな彼らのことをまだ知らないから、後追いでも遡って見守りたい、とも思いました。
一緒に行った友だちは今はあらしから少し離れているので誘おうかどうか迷ったんだけど、二つ返事で行きたいと言ってくれたのがうれしかった。彼女も、観てよかった、という気持ちでいてくれたらいいなと思っています。観終わったあとの後楽園にはコブクロの歌がずっと流れていて、夏の終わりにしんみりしすぎるほどしんみりしてしまったのもよい思い出。なんで夏に桜なの?(笑)なんて笑いながら、サーティワンのアイスを食べながら、音に合わせて変化する水の流れやメリーゴーランドを眺めながら、心地よい時間に身をゆだねていた、そんな夏の終わりの夜でした。

  • 4日目

帰る日。お昼まで東京駅でお土産物色。いつもバタバタして大したものを買って帰れないので我ながらナイスアイディアだった!東京ひとり旅4回目にして!


この日はお友だちお二人と。お久しぶりなおねえさんとはじめましてのおねえさん。蓋を開けてみればさくらい担だけの集まりだったのだよ!ってわたしがお誘いしたから知ってたけど(笑)、そういうのも初めてだったのでいろいろとおもしろかったです。チュウかっこよかったよねええええ!って話は三周くらいした。勢いに押されてあんまり言えなかったけどめちゃくちゃかっこよかったね…観終わって一息ついて最初に思ったのがそこだったよ……それから妻子持ちにこれほどまでに萌えるかってくらい萌えた。はやくDVDっていうかブルーレイで観たい。地方上映が終わったらすぐにでも発売していただきたいじぇいすと様お願いします(礼)
話が逸れたけど、たのしかった、本当にたのしかった!ということを書いておく。いろんなお話したなあ。思えばこのお二人のことを知ったのもブログの言葉を読んだのが最初のきっかけだったから、うまく三次元化されず現実味もないしなかなか緊張は拭えないけど…うん、どうにか慣れたいっていつも思ってる。お会いできてうれしかったー!うれしくてたのしかったから浮かれちゃってたよ。

写真は、ちょうどじゅんくん31歳のお誕生日の当日だったのでお祝いしよう!って言ってたのに結局あんまりできなかったので、ごはんのあと甘いものを食べに行ったときの。マンゴーサンデーを頼んだら、ソースの上に飴細工みたいなものが乗っていたのね。そのまま食べると口の中が痛くなるくらいトゲトゲしていたそれをソースやクリームと一緒に食べたら、包まれたおかげで甘くてまろやかで。そんなところにもお誕生日のひとを想いました。てくてく独り歩きしていたイメージを、体調を気に掛けるやさしさや、本当に幸せそうににこーって笑うところや、いかに格好良く見せるかを追求しつづけるストイックさや、メールがちょうかわいいところ(笑)などで包んでいるような。そして包んでいるのは、仲間、はたまたじゅんくん自身でもあり。こじつけかもしれないけど、そんなことを考えていました。改めて31歳おめでとう!信じられない!


おねえさんとバイバイして電車に滑り込んだ瞬間に電車が出発したから、前回はシャッター閉まりかけのところをすり抜けて帰った記憶がよみがえり、ああ結局わたしってバタバタ人間なんだなと再確認した。しょうくん、一緒にしてごめん。窓の外に夕方の東京を見ながら、また来られますようにとお願いしました。東京ってやっぱりきらきらしてるんだなあ。観光でしか来たことがないしこれからもそうだろうから、のイメージでしかないけれど。大充実の夏の終わりでした。また来るね!今回もお世話になったみなさまありがとうございました!

*1:紙ちらっと見ましたごめんなさい!

*2:アウト…