東京へ行ってきました。久しぶりだと思ってたけど自分のダイアリ読み返したらちょうど半年前にも東京行ってたんだなあ。今回は本当にはじめからおわりまでずっと楽しかったです。予定外のことも多々起こったけどそれも旅の醍醐味ということで。ちょう個人的旅の記録なのでたたみます。長くなりました。
初めての一人旅で心配性なわたしは、ジャッキーちゃんのちっちゃい手帳に「ここに行くときはこの駅の何番線ホームから乗って、」というようなことをいちいち書いたり各駅の構内図をプリントアウトして持参したりしたわけですが、案内図に素直に従って行けば大抵すんなり着きました。心配しすぎた。ただ新宿はほんとにわけわかめだったけど！
おいしいものをたくさん食べた。東京って至るところにおいしいお店があるっていうか大体おいしいんじゃないか。貧乏学生からすると値は張るけどいいなあと思う。今回は行ってないけど美術館や博物館がたくさんあったり、ハリポタ展みたいな催しがよく行われていたり、そういう環境で生活していると感性も豊かになっていくのかな。人の多さにやられてしまうのとチキンなのとで都会からは大分離れていますが、一度きりの人生、体力のある若いうちに都会暮らしも経験しておきたかったなあなんてときどき思います。
＊
今回東京へのたびを計画したきっかけは言わずもがなというかまあアラフェスで、実際に国立にも行ってきました。初めて。2014年の夏に国立の改修工事が始まったらもう当分行く機会はなくなってしまうだろうから、当たっても当たらなくても会場には行こうと、そう決めたのは去年の夏のことです。グッズを買うのに炎天下のなか何時間も並ぶことも経験者からすれば「もうしたくない」と思うかもしれないけど、一度経験してみたかった。その空気を感じてみたいという重いのか軽いのかわからない気持ちで向かいました。
いろいろあって一緒に並ぶ予定だった友人が来られず、先頭も最後尾も見えない状況で一人で並びつづけ、終わってみればお昼。4時間一人でさみしく並んでいたわりには元気でした。きっと行列に並ぶ起因となっている思いがあらしに続いているからこそ、だろうなあ。何万人規模のオタクが集まっているというだけでわくわくしたし、この人もこの人もみんなあらしがすきなんだよな、と思うと不思議でもあった。いろんな人がいるからさ…笑 暑かったしそれなりには居たたまれなかったし大変ではあったけど、そのあとのライブに入れなくてもわたしは十分楽しかったです。いろんなことがおもしろかった。もちろんもちろん入りたかった。でもそれはみんな同じだから、あともう終わったことだから言わないね。
ようやく売り場に着いたとき音響チェックでバックの音だけ流れてきたんだけど、まわりが全然動じていなくてびっくりした。曲が変わるたびに後ろ(国立)を振り返ってるのわたしくらいだった。ほんのちょっとライブ気分を味わえてうれしかったよ。ぶぎー流れたときはぞわぁぁってした。08でもう完成してしまった、というような声を投票時に聞いてたしかにそうかもしれないと思ったけれど、好きだから、08AAA国立でぶぎーを歌うさくらいくんがただただ好きだったから投票しました。最終的にわたしはそんな風に、好きなものは好きなんです！と言いたくなるような曲を投票したんじゃないかなと今になって思う。感謝が聴こえたときは10周年の国立のオープニングで空から降りてくるあらしを思い浮かべた。きらきらしたイントロでわあって沸く会場を思い浮かべた。わたしの記憶はDVDによるもので、その収録された日は晴天ではなかったけど、白い衣装をまとった5人の優しく笑った顔が印象的でとても好きなシーンです。
この日の国立は青空にカラフルな旗がよく映えていてすごくきれいだった。旗は野外ならではのものだと思って、何枚も何枚も旗にばかりカメラを向けていました。あらしに関する旗が次にこの空に見えるのはいつだろう。そもそもあのスタイリッシュな新・国立競技場にどこかアナログな旗*1って似合うのかな笑 まだまだ先の話だけどたのしみにしています。
今朝のじっぷでますくんが「ライブが終わったあと風がぴゅーっと吹いたときにああ、秋になったんだなと感じた」というようなこと*2をおっしゃっていて、やっぱりこれがあらしの夏なんだなあと。「あらしの夏はまだまだ終わんねえぞ！」という冒頭のにのちゃんの挨拶を聞いて、それから3時間半で終わっちゃったよ！なんて思ったけど笑、毎年そう言ってくれるのがうれしいです。そう感じさせるあらしってすごい。そう感じさせるからあらしってすごいよ。そして、すごいすごいと周りに言われ続ける中で感じる、彼らのありのままのつよさ。夏から秋の変わり目のこの時期に野外でコンサートができていたのも、しあわせなことだなあと思います。
＊
さっきも書いたとおりこの旅の最初の目的は”国立へ行く”で、それも無事達成されたんだけど。ありがたい出会いが何より心に残りました。今でも夢かと思うよ。こういう経験は初めてだったから異空間すぎて現実味がなかった。でも、またお会いできる日が来るとしたら、それまでがんばろうと思いました。素敵な出会いに感謝。かわいい方を前にして人見知り発動しないようにそのへんもがんばりたい。またお話聞かせてください。
＊
かなりごちゃごちゃですがとってもよい旅でした。本当に本当にありがとうございました。お金ためて時間つくってまた遊びにいきたいトーキョー。そこへ行く理由として”見たいものがある””やりたいことがある”に”会いたい人がいる”を付け加えたところでおわります。
