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空にとけた夢がさわぐよ

ひみつのはなし

水曜日。カラオケバージョンだけを集めたプレイリストを流しながら教室で作業していたらとつぜん音楽じゃなくて喋り声が流れ出して、なんだなんだと思ってよくよく聴いていたら08年のSTだった。ほーこれはごぶさたでいだな*1とそのまま流していたら「ハワイ」って言葉が聞こえて、そうそうこのときハワイの話してたな、と思って。

2008年 Beautiful days

二「そういえばハワイってどこ行ったんだろうね」
櫻「(笑)ハワイは、変わらず今もそこにあります」
松「(笑)」
二「あ、そうなの」
櫻「ハワイ自体は」
二「ハワイ自体はね?」
松「うん」
二「その、あらしのハワイのポジションつーかさ」
相「ハワイのなんとか大使みたいのやんなかったっけ?」
櫻「やった」
松「やった」
相「やったよね」
二「観光大使みたいなの」
松「観光親善大使みたいなの」
相「やったよね!」
松「Stand up Hawaii!」
相「あははは!(笑)」
二「ハワイがなんか第二の故郷だみたいなこと言ってたじゃないですか。その、まあアジアに行って、そうするともう自ずと10周年を迎えるわけですけど、みんなはないんですか?ハワイでやりてぇみたいなの。第二の故郷!ハワイで!」
松「まぁぶっちゃけハワイからあんま求められたことないよね」
二「くふふふふ(笑)」
松「俺ら(笑)」
松「自分たちで、ねぇ、第二の故郷だみたいな言い方もしてましたけども」
二「あらしの日とかだってできたじゃないですか、みなさん!なんでそんな、恥ずかしがってんすか」
松「でもあれショックなことにその年だけらしいよ」
櫻「そうそうそう、その日だけだった」
二「いや!そうだけどできたわけじゃないですか」
相「でも実際ね、ハワイ行ったじゃない三人でまつじゅんとにのと俺と」
松「いつだあれ?何年前?」
二「結構前だよ」
松「2007年の頭か、それぐらいだよね」
相「それぐらい」
二「いやいやいや」
松「あちがうか、2006年の頭だ」
櫻「そ…うだね」
相「あんときに、現地の人にね、俺とにのでさぁ原付でさ走ってたらさぁ、あらしあらし言われたよな!」
二「うん、言われた」
櫻「現地の人に?」
相「現地の人」
松「リアルに現地の人だったの?」
二・相「リアル現地*2
大「あ、おれも言われたよ?その、前の」
相「ハワイ?」
大「ハワイ」
相「あらしあらし?」
大「ファンの子たちと行ったときかな」
櫻「あ、じゃあその…あらしの日ができたときのね」
大「うん」
松「あれ何年?2002年か」
二「うんそれくらい」
大「そう現地の人だった」
相「現地の人だった?いや、もしかしたらいけるかもよ?ハワイで、何百人かの規模だったら」
二「そしたらお前あれ、パリでも行けるよ」
櫻「(笑)」
相「(笑)」
二「何百人の規模だったら」
櫻「そうだね」
相「そっか」
松「やりてぇなーパリコレの時期とか行きてぇなーパリ」
櫻「まぁいろんなとこでやれたらいいんじゃない?ほんとに」
二「それがベストだよね、日本でもまだできてない場所とかあるからね」
相「どこ行きたい?沖縄だね、うん」
二「ね、お前誰としゃべってんの?!」
一同「(笑)」
二「逐一聞くけど」

  • まぁぶっちゃけハワイからあんま求められたことないよね
  • いや、もしかしたらいけるかもよ?ハワイで、何百人かの規模だったら

何百人、なんてもんじゃなかった。コンサートの動員数は二日間で3万人、日本でのライブビューイングは全国209館で計14万人がスクリーン越しにあらしを見つめていた。ハワイ全体があらし一色だった。それからあらしの日もまた制定された(笑)、そんな15周年の年だったよ、って、耳元で話している6年前の5人に声をかけたくなった。
いったい当時のわたしはどんな気持ちで聴いていたんだろう。当時のあらしはどんな気持ちで話していたんだろう。



ついでにもう3年遡ってWISHのSTも聴いてみたら、まあ自虐ネタが出てくる出てくる(笑)

2005年 WISH

二「俺むかし言われたことあるもんジャニーさんに。あらしはタイですごい人気なんだよって」
櫻「日本で人気は?!(笑)
一同「(笑)」
相「日本で人気がほしいよ(笑)」
大「日本じゃダメなんだな」
二「タイでって言ったあと日本じゃねぇの?って(笑)あらしはタイですごい人気なんだよっつってたよ」
相「参ったなそれ(笑)」
-
櫻「北京行ったときにさぁ、その添乗員みたいなさぁおばちゃんが言うわけ。『アナタナカイクンニニテマース!』とか言うわけ。え?!つって。北京、中国にも日本のそのエンターテインメント入ってきてんの?って。『ダイタイハイッテキテマース!』とかって。大体に入ってねぇじゃん(笑)」
相「あらしがね(笑)まぁタイだから、タイだから」
櫻「すげぇ、地味にショックだったからね」
-
二「だって日本より騒がれるっていうじゃない、その感覚がないよね俺たちにはたぶん」
櫻「日本より騒がれるって、どうなの?(笑)」
相「俺ら日本人なのに(笑)」
櫻「あはははは!(笑)」
二「だって活動拠点は確実に日本だからね俺たちは」
-
櫻「こないだも、EYES WITH DELIGHTがさ、韓国の人たちにカバーされててさ」
松「すごいよね。あの曲めっちゃいい曲だな!」
大「なんか…俺らより、いいよ」
-
相「俺今年は、日本で売れたい」
二「ちがう来年の話してるから」
相「ああそっか(笑)」
二「お前どうやって売れんだよ、難しいよ」
相「じゃ来年は日本で売れよう」
二「来年は日本で売れたい」
相「ジャニーさんに、だから、タイで売れてるとか言わせないようにしよう」
二「だから社長に、あのー日本で売れてるねって言わせよう」
相「そそそ、言わせよう」
櫻「行ってない地方とかもやっぱ行きたいよねー いっぱいあるぜ?!」
二「行ってない地方の方が多いから!」
櫻「アジアとか行ってる場合じゃねえよ!」
松「なんでそんなキレ始めてんの(笑)」
櫻「あはははは!(笑)」
-
櫻「ツアーかぁ…来年もやれんのかな…」
相「やれるといいね…」
櫻「ふはははは!(笑)」
一同「(笑)」
櫻「暗い、俺ら根が暗い(笑)」
二「他力本願だから完全なる」
-
二「じゃあ来年国つくっちゃうか!」
相「国つくろ!あらし」
二「国でコンサートやれば貿易的には立てられるよね」
松「立てられるね」
櫻「人もいっぱい来るしね」
二「間違いないよね」
松「いや、来てくれっかなあ」
大「来てくれるだろ!」
相「ちょっとお金払おうよ」
二「コンサートやるのに?(笑)」
櫻「なんでこっちが出してんだよ(笑)」
-
櫻「カラオケでさ、やっぱさー歌いやすいよね、俺のラップがねぇから」
一同「(笑)」
櫻「ふははははははは!!(笑)」
相「あってもいいよ!あったって歌えるよ」
櫻「フォローすんなよ!(笑)」
相「あったっていいよ!」
櫻「妙にリアルだろ!」
相「あはははは(笑)」
-
二「あのね普通に街を歩いてるときにかかってほしい」
櫻「わかる」
松「スピーカーとかから流れてほしいよね」
二「そうなの、なんかちょっとさもう考え方がすでに古くなってる感じはするけども、街灯とかの、横についてるスピーカーでしょ?」
松「そうそう」
櫻「センター街にあるやつでしょ?」
二「そうそう」
相「はいはいはい」
櫻「How's it going?以来やってねぇからなあ」
二「あーそうなの?あれ以外やってないの?」
櫻「How's it going?んときやってたよね?あんときがピークだから」
一同「(笑)」
櫻「あははははは!あはははははは!(笑)」
二「さしていかなかったからなあ」
相「ちっちゃい、ちっちゃい山」
二「そんないかなかったからなあのアルバム」

きっと今の世間一般のあらしのイメージとは全然違うんだろうなって思ってしまったら余計笑っちゃった、2005年のあらし。若い(笑)ノリもテンションも笑い方も。やっぱり5人で集まって内側向いちゃうグループで、そこが長所でもあり短所でもある、って本人たちも自覚してたことがよくわかる。こんな風に自虐ネタやバカなことでギャハギャハ笑い合うあらしがなんだか懐かしくて、愛しかった。たのしそうな姿を見たりたのしそうな声を聴いたりするのはたのしい、なんてそんなの当たり前かもしれないけど。あらしたのしいなーって、目が、耳が、喜ぶんだよなあ。何度でも。


2014年のあらしはどんな話をしているんだろう。もし今シークレットトークを録ったとしたらどんな話をするんだろうな。考えたところで答えがわからないようなことを考えてしまう、10月のおわり。今日も5人が元気で笑顔だといいなーと願いつつ。

*1:@らぶそST

*2:この言い方なんなの(笑)